「音楽劇 ヨルハ ver1.2」観劇レビュー・感想
昨晩、せっかくブログを立ち上げなら記事を書こう
みたいな内容の記事を書いたので、今日は記事を書こうと思います。
もともとこのブログは日々のコンテンツ消費に際し、
感想などを文章に書き起こす事を目的に設立しています。
ので、今日はレビュー記事なるものを。
舞台ヨルハ「音楽劇ヨルハ ver1.2」を観劇してきました。
ビデオゲーム「NieR:Automata」が原作の舞台。
最近流行ってますね、ビデオゲームやテレビアニメが原作の舞台作品。
「NieR:Automata」は半年程前に遊んで、セーブデータも消去して全てのエンディングを見届けています。
漠然と『凄く良いゲームだった』という印象は残っているものの、
そこまで度を超えてハマるといったことはありませんでした。
とにかく世界観と音楽が素晴らしいな、という印象。
"ニーア"シリーズの中でも遊んだことがあるのはこの「NieR:Automata」のみです。
Twitterなどで見かけてこの舞台の存在自体は知っていたものの、
"ニーア"自体にそこまで関心が無かったために、
なかなか重たい腰が上がらなかったのです。
そこで僕に飛び込んできた情報が、
タームβ役で
「荒井愛花」さんが出演している
という事実。
以前、雑誌のmerで見かけて以来、
彼女の魅力に惹かれていました。
ファッションモデルとかにはあまり明るくないが、
いわゆる青文学系っていうのかな?
いやぁ、美しい。
あの特徴的な前髪が愛らしい。
僕は映画やドラマを観るのも、
好みの演者さんが出演しているかってのを
なかなかに重視している。
そこで、「荒井愛花」さんが出演している。
しかもあの"ニーア"の舞台に。
これはぜひ彼女の活躍を見届けたい
と思い立ち会場まで足を運びました。
観劇を終えた感想を
簡潔に言うと
「素晴らしかった」
この一言に尽きます。
いやぁ、素晴らしかったね。ほんと。
"音楽劇"というのもとても良かったです。
劇中では
ヴァイオリン、ピアノ、ギター、ボーカルの生演奏をバックに
ヨルハ部隊が踊り、歌い、闘う。
「NieR:Automata」の素晴らしい音楽が大きな会場で繰り広げられるのはとても迫力がありました。
最も注目したいのはやっぱり
"リアル(現実)"であることです。
ビデオゲームでは演出できない部分ですね。
舞台上で実際にヨルハ部隊が居て、レジスタンスが居て、タームがいて、司令部があって…
ビデオゲームではどこか遠くの世界のお話のように感じてしまい、
ゲームプレイ中は、ゲームの中の世界を俯瞰的に観ている自分がいたのですが、
やっぱり目前で役者さんによって繰り広げられる世界は
とても"リアル"でした。
キャラクター達の一語一句が凄く心に響きました。
フィクションであり、作り物であるというのは承知。
でもビデオゲームでは演出できない"ニーア"の世界がそこにはありました。
劇中の物語で登場人物達の生死が多く描かれます。
(いや、機械生命体でアンドロイドだから"生死"よりも"機能停止"と表現するのが適切か?)
ゲームの"NieR:Automata"でもそういったシーンが多く観られましたね。
舞台上で展開される死の表現がとても秀逸でした。
そこには実際に人(キャラクター)が存在して、
傷を負い、言葉を残し、
その場に横たわり動かなくなる。
舞台としての"リアル"の人間、
役者さんが演出する死の表現は
ビデオゲームにはない"リアルさ"がありました。
まるで本当に死んでしまったかのように
(物語の脚本上本当に死んでいるのだが、)
目の前の舞台上でキャラクターが動かなくなる。
残されたキャラクター達は泣き叫ぶ。
もうこれが心にザクザク突き刺さる…
舞台役者さんの演技力が本当に凄かったです。
"リアル"にそこには"ニーア"の世界があり
それを身近に体験することが出来た気分です。
ゲームでキャラクターを操作し、
キャラクターとしてその世界を体験する。
これとはまた違う体験ができました。
"ニーア"の世界を客観的にかつ
とても"リアル"に体験し、
感情移入がしやすく、感動することができました。
いやぁ、泣いたね。
正直めちゃめちゃ泣きました。
物語の細かな内容だったりに触れるのは
得意でないので、今日は直感的に思ったことを書き記してみました。
「音楽劇ヨルハ ver1.2」
とても面白かったです。
「荒井愛花」さんのタームβ、
最高でした。
彼女の今後の役者としての活躍が楽しみです。
少し話は逸れますが、
以前「NieR:Automata」をプレイした際に
主人公の2B、舞台で2号と呼ばれるキャラクターですね。
彼女をモデルに作った歌がありますので、
よろしければ聴いてみてください…
https://soundcloud.com/yh54fwsvseh0/6tanipnri0pm
おわりっ!
こんな感じでどうだろうか…
物凄く冗長で文章力がないのが手に取るように分かりますね。
せっかく良い作品に触れたのにそれを上手く伝えられないのは本当に悔しい…
今後こんな形で少しずつ、文章力を鍛えつつ
何か発信していけたらなと思います。