感覚としてフィーリングシグナル

縷々として感じたことを。日々の叙情や詩を綴ります。

日々を縷々として書留ます。

梔子

 
 
 

初めて見た君の姿それはとても輝いて

君にこの声が届くならそんなことを願ってしまったんだ

 

遠い世界に生きる君僕の手は届きはしないの

わかっているんだそれでも声を嗄らしていたいんだ

 

あの時 君が涙を流していた理由が

分からない それだけがただ悲しくって

 

それでも笑っている君の姿を見て涙が止まらない

どうか涙の理由を教えて僕と笑ってくれないか

 

君の言葉はいつだって消え去りそうなくらい儚く

両手で抱きしめているよその声を聞いていたい

 

それでも歌っている君の姿を見て涙が止まらない

どうか君の言葉を聞かせて飾りなんて要らないよ

 

それでも笑っている君の姿を見て涙が止まらない

どうか涙の理由を教えて僕と笑ってくれないか