感覚としてフィーリングシグナル

縷々として感じたことを。日々の叙情や詩を綴ります。

日々を縷々として書留ます。

分からない

ー貴方はどうしてここまで生きてきたの?

 

分からない。

即座にそう応えてしまう。

 

ここまで何をして生きてきたのか、

そしてこれからどうやって、何をして生きていたいのかが分からない。

 

もう今では何が愉しいのか、何が面白いのかもまともに判別ができない。

 

明日もまた何も分からないまま明日を迎えるのだろう、

きっとその明日もまた、その明日の明日もまた。

 

とにかくこれから先のことが不安でしかない。

将来に希望を見出せない。

 

偉い人は先のことなど考えず今に集中しろなんていうけど、

 

今現在自分は何をやりたいのかが分からない。

熱中できる何かが見つからない。

 

ただただそれが辛い。

自分は何者にもなれなかった。

 

ただ何者かになりたかっただけなのに。

 

その存在を認めてほしかった。

自分はもっと実力のある人間だと思っていた。

 

自惚れていた。

 

何も努力もせずただのうのうと生きてきた。

 

そんな自分が何者かになれるなんてありはしない。

 

 

 

今では夢中になれるものも見つからない。

自分が何者になりたいかも分からなくなってしまった。

 

 

ああ、僕はこれからどうやって生きていけばいいのだろうか。

 

自分自身に問うてみても応えはひとつだけ。

 

「分からない」